鋼線事業

業務フロー

脱スケール・前処理工程

原料線材や中間線の表面酸化スケールを塩酸槽に浸して除去します。
さらに皮膜処理を施し、後工程の伸線に適した状態にします。

伸線工程

冷間引抜き加工と呼ばれ、精密な穴加工が施された複数枚の超硬合金ダイスを用いて目的の線径に仕上げる伸線加工を行います。

熱処理工程

線材に熱処理を施し、伸線に適した微細な金属結晶にします。
弊社では、オーダーに応じてAP(空気パテンティング)とLP(鉛パテンティング)があります。

めっき工程

伸線後または熱処理後のワイヤを溶融亜鉛に浸して溶融亜鉛めっきを施します。
めっき表面は鉄と亜鉛が合金化した合金層と亜鉛層の2層めっきになります。